考察・手法・テクニック

老後の資金準備に最適!米国債に投資して安全運用しましょう

日本の年金制度の破綻が心配されており、支給年齢の引き上げと支給額の減額は将来的に避けられないと考えられています。私は30代ですが、私たちの老後は年金に頼ることができないと認識しています。そのため、自分で老後のための資金を貯めておかなければならないと考えています。

しかしながら、低金利時代ゆえに預金で長期間資金を眠らせておくのはもったいない。時間はあるのだから少しでも増やすことができないだろうかと考えていらっしゃる方も多いのではないのでしょうか?

今回は、20代~30代を対象とした老後資金のための資産運用として米国債の購入を検討します。米国債はリスクが低い上に利回りがそこそこあり、不労所得としても使える商品です。

なお、米国債には色々種類があるのですが、本記事では一般的な利付債(額面通りの金額で購入し、年2回配当がもらえる米国債)を対象としています。

米国債とは

米国(アメリカ合衆国)が発行する債券で、アメリカの財政資金を調達する目的で発行されています。
日本が発行しているのが日本国債と言われます。それのアメリカ版ということです。

なぜ米国債なのか?

利回りが良い

米国債は先進国の国債の中でも利回りが高いです。

例えば、現在の10年債を比較すると以下となっています。
日本:0.094%/年
アメリカ:2.472%/年
イギリス:1.446%/年
フランス:1.095%/年
ドイツ:0.465%/年

アメリカが頭一つ出ています。
先進国の中でも米国債の利回りは高くて魅力があります。

高い信用力

アメリカは巨大で強大な国です。ご存知のとおり、GDPは世界一ですし、世界の中心といっても過言ではありません。
国債の格付けでは、世界でも上位であり、1000兆円の借金があると言われる日本よりも当然上です。

利回りを考えると長期保有が理想です。その代わり途中でデフォルトされるリスクが高まるのですが、さすがにアメリカがデフォルトするとは考えられないと思います。

債券という確約された配当金

米国債は債券にあたりますので、購入時に配当金が確約されています。株など他の商品では価格が変動するリスクがありますが米国債は満期まで持ち続けてデフォルトさえしなければ、約束された配当金がもらえます。そのため、安全かつ計画が立てやすいメリットがあります。

安定した為替リスク

米ドル建てなので日本円との為替リスクが存在します。新興国では為替変動が激しいのですが先進国は比較的安定しています。為替の安定は世界経済に対する先進国の役目でもありますので、リーマンショックなど一時的な変動はあるにしても、安定していると思います。
最悪、米ドルは世界中心の通貨ですので海外で使えば良いのです。

具体的にどれくらい稼げるの?

米国債は最大で30年という長期債券があります。長期になればなるほど利回りが高くなります。
現在の利回りは3.1%/年となっていますので、例えば今日$1,000分を購入すると、毎年$31の配当金が30年間もらえ、30年後に元本の$1,000が戻ってきます。合計で$1,930(約2倍)になります。

米国債で不労所得シミュレーション

シミュレーションの前に、米国債で一番利回りが高い30年債の利回りを確認しましょう。
米国30年債利回りチャート

10年前は5%程度ですが、現在は3%程度となっています。シミュレーションこの2パターンを採用して行っていきます。

【前提条件】
・1ドル=112円で計算しています。
・65歳になるまでの配当金は再投資に回します
・65歳以降の償還金は再投資に回します
・30年間かけて米国債を購入しつづけることとします
・年金でもらえる金額は年間120万円(月々10万円)とします
 なお、現在は年収平均500万円で22歳から60歳までサラリーマンとして働くと年間180万円(月々15万円)もらえます。

  • 4半期毎に$1,000(毎月37,000円程度)の米国債を購入 利回り3%
  • 4半期毎に$1000ドル購入 年利回り3%
    20代の方は、これくらいを目安にしてもらえると思います。
    シミュレーション通りの米国債を購入することで30年後には、米国債を$175,320(約2,000万円)保有しており、年間$4,086(約46万円)もらえます。毎月4万円程度ですので、少し物足りない気もします。投資信託や確定拠出年金など他の資産運用も行うか、保有している米国債を切り崩す検討が必要になると思います。

  • 4半期毎に$1,500(毎月56,000円程度)の米国債を購入 利回り3%
  • 4半期毎に$1500ドル購入 年利回り3%
    30代の方は、これくらいを目指していけると思います。
    シミュレーション通りの米国債を購入することで30年後には、米国債を$261,957(約3,000万円)保有しており、年間$6,105(約68万円)もらえます。毎月5.7万円程度ですので、年金と合わせれば1人であればギリギリ生活できる気がします。配偶者と2人の生活費を賄うには少し厳しいと思われます。保有している米国債を切り崩すなど検討が必要になるかもしれません。

  • 4半期毎に$1,000(毎月37,000円程度)の米国債を購入 利回り5%
  • 4半期毎に$1000ドル購入 年利回り5%
    30年後には、米国債を$230,384(約2,600万円)保有しており、年間$8,868(約106万円)もらえます。毎月8.8万円程度ですので、配偶者と2人でもギリギリ生活できる気がします。

  • 4半期毎に$1,500(毎月56,000円程度)の米国債を購入 利回り5%
  • 4半期毎に$1500ドル購入 年利回り5%
    30年後には、米国債を$343,936(約3,800万円)保有しており、年間$13,238(約150万円)もらえます。毎月12万円程度ですので、配偶者と2人でも普通の生活ができます。3,800万円もの資産がありますので老人ホームや病院など緊急時にも安心です。

まとめ

米国債を買い続けることで、その配当金と年金で老後生活は安心できる水準になることが分かりました。
ただし、米債券だけでは、月々6万円くらい積み立てする必要があるので余裕がない方は別の資産運用(投資信託や確定拠出年金を用いた株式運用)を考える必要があります。

また、保有しているウン千万円の米国債は使い道に自由度が高いです。例えば、病気や介護など緊急時に使ったり、遺産として子供に相続させることもできます。

米国債の購入に最適な証券会社

米国債は、以下の証券会社で買うことができます。

  • SBI証券
    住信SBIネット銀行を使うことで、円⇔米ドルの為替手数料が1米ドルあたり15銭という最安値の手数料なのでおすすめです。取り扱いの商品は少なめとなっています。
  • SMBC日興証券
    円⇔米ドルの為替手数料が1米ドルあたり25銭とSBI証券の次に安いです。取り扱いの商品も多いので、SBI証券にないものはSMBC日興証券での購入をおすすめします。

でも今は様子見が良いかも

今の米国債利回りは歴史的な低さであり、あまり魅力的ではありません。
2017年3月に米利上げが行われましたが、2017年はあと2回程度の利上げが見込まれています。

そうなれば、米国債の利回りも上がるの予想されますので、今は米ドルだけ用意しておいて、ある程度利回りが上がったところで米国債を購入すると効率的に運用できます。

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